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新地町役場 森慶太さん

2016.03.27

新地町役場に勤める森慶太さん。大学卒業後は地元で働くことを選び、広報として町を取材する中で改めて新地の良さを見つめ直したといいます。若い世代として地元・新地をどんな思いで見つめているのかを森さんにお話いただきました。


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◆新地に帰って働く道を選ぶ

県内の大学に進んで就職をどうするか考えていた時は、全国を転勤しながら働くことに憧れていたところがあって、就職活動では各地に展開している企業を中心に回っていました。役場は親の勧めもあって採用試験を受けたに過ぎなかったのですが、合格した時は本当に悩みましたね。新地に帰って役場で働くと決意したのは、長く住み慣れたこともあるし知り合いも多いし、やっぱ新地が恋しかったんでしょうね。もちろん、公務員として故郷をよりよくしたい思いが湧いてきたこともあります。そのためには自分に何ができるのか考えました。

◆都会と比べるのではなく、新地には新地の良さがあるという考え方へ

役場では広報を担当することになりました。町内を取材してまわるようになって、町の行事や文化に触れられただけでなく、子どもからお年寄りまでたくさんの人と関わることができました。仕事を通して町に対する考え方も変わったと思います。新地は田舎だから、どうしても都会を比べて不便な点や悪い点を先にイメージしてしまいがちでしたが、新地には新地の良さがあることをもっと前向きに考えたいと思うようになりました。自然や人のつながりは都会にはない魅力です。自分たち若手が少ないと言われますが、これは新たなことが自分たちの手でできるチャンスだと思います。広報として町の取組みを知らせるだけでなく、新地の魅力や可能性を伝える広報をつくっていきたいです。

◆新地に帰りたい人がいれば、温かく迎え入れたい

同級生はもちろん、自分と同じ世代では、都会で暮らしている人もたくさんいます。でも、歳を重ねれば地元が恋しくなる人もいるでしょうし、様々なきっかけで地元に帰って暮らしたいと思う人もいると思います。そういう人がいれば「帰ってこいよ!」と温かく迎え入れられるようにしたいです。復興が進むことで、新地はもっと面白いことが増えると思うし、だからこそ若い世代ももっと新地で暮らしてほしいと願っています。そのために自分ができることを探していくつもりです。