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延喜式内社 子眉嶺神社(奥之相善宮)

えんぎしきないしゃ こびみねじんじゃ(おくのそうぜんぐう)
2015.03.01

馬と都の姫の悲恋伝説があるなど、祭神の伝説が全て馬と関わっており、古くから馬の守護神として信仰されてきました。また、「片葉の葦」「鏡が池」などの七不思議伝説も残されています。


由緒

10世紀に編纂された「延喜式神明帳」に記載された式内社(国幣社)と呼ばれる神社で、神名帳には「宇田郡一座≪大≫ 子(負)眉嶺神社 名≪大≫神」と記されています。全国に3,132座にある式内社のうち、陸奥国には100座(大社とされる神社は15座)があり、子眉嶺神社は旧宇田郡(相馬新地)で唯一の大社とされています。

 

社伝によると大宝2年(702年)よりおよそ200年近く仮宮を造り延暦7年(788年)の建立といわれる延喜の朝には名神大社として、案上官幣を賜りました。中世には、旧藩主 仙台候 の氏神として、社領の寄進や社殿の再建修繕等が加えらましたが、安永8年(1779年)2月7日に野火のため社殿を焼失しました。寛政8年(1796年)4月には、再び仙台候より社殿再建の起工がなされ、文化3年(1806年)に竣工されました。その後、大正7年(1918年)3月に幣殿付拝殿が造営されました。現在の拝殿及び幣殿は、老朽化のため平成11年(1999年)8月に改築されたものです。

昔は、勝善社≪しょうぜんしゃ≫、相善宮≪そうぜんのみや≫といい、俗称を「奥之相善宮」と称されています。

 

※延喜式神明帳:延命5年(927年)に編纂された延喜式の巻三・九・十をまとめた呼び名であり、これに登載された神社を式内社あるいは延喜式内社とも呼ばれている。→ 詳しくは Wikipedia「延喜式神名帳」を参照ください。

 

 

祭礼

旧暦3月7日に春季例祭、旧暦7月7日に秋季例大祭が行われ、12年に1度の午年には午歳御縁年遷宮祭が行われています。

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12年に1度の午歳御縁年遷宮祭には、騎馬武者を先頭に地区を練り歩きます。(画像は平成26年度4月20日の遷宮祭)

延喜式内社 子眉嶺神社(奥之相善宮)
住所
新地町駒ヶ嶺字大作44
TEL
0244-62-3646
御祭神
豊受比賣之命(とようけひめのみこ)
例祭日
春季例祭(旧暦3月7日)、秋季例大祭(旧暦7月7日)。12年に1度の午年には「午歳御縁年遷宮祭」が行われる。